大瀧詠一『A LONG VACATION』ジャケット・イラストがオシャレ!
先週末、テレビ東京「新美の巨人たち」で大瀧詠一のアルバム『A LONG VACATION』のジャケット・イラストが特集されていました。ジャケットに記憶があり、何の気なしに観たのですが、なかなか
内容の濃い番組でとっても面白かったのです。CDが出てくる少し前、レコードで1981年3月に発売されたのですが、40年経った今でも色褪せない名盤『A LONG VACATION』だという事を再認識!
レコードジャケット
レコードを包むカバーをレコードジャケットと呼び、そこには中の音楽をイメージさせるデザインが描かれていましたが、そのジャケットだけでレコードを購入する人もいたようですね。
『A LONG VACATION』は、世に出る1年前イラストレーター永井博による「夏の絵本」に大瀧詠一が洋楽の歌詞に基づいた文章をイラストに付けたのがきっかけ。翌年1981年この絵本のイメージで
アルバムを作り、絵本の表紙と同じ絵がジャケットに使われることになり、タイトルもそのまま
『A LONG VACATION』となりました。大瀧詠一が”はっぴいえんど”解散後かつての盟友、松本隆と久々に組んだアルバムという事で発売前から評判になっており、イメージに合うカッコいいレコードジャケットと相まって、爆発的ヒット!
永井博とわたせせいぞう
わたせせいぞうが好きで毎年カレンダーを買っているのですが、今回番組をみていて気になった
理由がわかりました。わたせせいぞうが影響を受けたというのがイラストレーター永井博だった
から。実際にあるものを題材に描くわけではなく、頭の中にある架空の画をイラストに落とし込み、人物等をあまり描かずに見る人に想像してもらえるようにしているようです。永井博のイラストに人物などいろいろと加えたものが、わたせせいぞう、ということになるでしょうか。
番組をみた後、パソコンの壁紙を永井博にしてしまいました。
今度、永井博のイラスト集買おうかなぁと思いながら、
わたせせいぞうの画集も、と思っているところです。
みなさんのお気に入りは?