美味しいお菓子はたくさんありますが、その中でも私が一番好きなのが”花びら餅”。茶道を習っていた時、毎年1月年始めのお稽古の時の茶菓子が”花びら餅”でした。初めて食した時は、餅と甘く煮たゴボウの組合せにビックリ！白味噌のあんとの相性もとってもいいのです。（ピンク色に染めた柔らかいお餅に京都のお雑煮に見立てた白味噌のあんをゴボウと共に求肥で包んでいます）

                                    

平安時代の宮中行事「歯固めの儀」に由来する、美しい正月のお菓子。明治時代になり茶道裏千家が初釜のお菓子として出すことを許され、正月のお菓子として全国の和菓子屋で作られるようになりました。うっすらとピンクが透けて見える、幸せいっぱいのお菓子でもあります。

ちなみに、１月下旬になると販売終了しているお店が多いので、ご注意！

 

北海道の美味しいお菓子いろいろ

”花びら餅”以外にも、美味しいお菓子いろいろあります。

北海道産の小豆あんをパイで包んだ北海道の老舗菓子店「千秋庵」の”ノースマン”、甘さをおさえたしっとりした味わいで昭和49年発売からのロングセラー。最近では”焼立てノースマン”なるものも売っていて、これがもっと美味しい！ 外側はパリッとサクサク食感。本店だけの販売かも・・・

”花びら餅”も千秋庵のものが一番美味しいですよ。

他には、十勝音更「柳月」の”あんバタサン”とか、小樽「あまとう」の”マロンコロン”、

千歳「もりもと」の”ハスカップジュエリー”、旭川「ロバ菓子司」の”蔵生”でしょうか。

皆様おすすめのお菓子があれば、是非教えてください。

今日は、お菓子のお話でした。