日本人とスウェーデン人は似ている? LAGOMな暮らし
スウェーデン人の国民性が、日本人に近いらしい・・・
靴を脱ぐ文化、穏やかで控えめな装飾を好む、ダイレクトな表現を避け、周りの人との緩やかな
協調性があるなど、北欧に居ながらどこかしら“和”を 重んじる空気があり、スウェーデンに暮らす
日本人にとって過ごしやすい時間をもてるようです。
スウェーデンの幸せ哲学“LAGOM(ラーゴム)”な暮らし
多すぎず、少なすぎず、ちょうどいいが良い、という意味合いで使われるラーゴム(LAGOM)の精神。
ヴァイキングたちが一杯のお酒を回し飲みする時に、それぞれが自分にちょうどよい量を飲んで
分け合った“Laget om(ラーゲット・オム)=仲間と分け合う“という言葉が語源とも言われています。自分の中の「多すぎず、少なすぎない、ちょうどよい」ところを探し、みんなが心地よいと思えるようになるっていいですね。
スウェーデン発、家具のIKEA、自動車のVOLVO、音楽ストリーミングのSpotifyといった世界的な企業に共通する、デザインと機能、先進的な面とベーシックさなどの“バランスのよさ”も、ラーゴムな精神にもとづいているのかもしれません。スウェーデンから香港に移り住んだダニエル・ハンソンが創設した海外腕時計ブランドも『LAGOM(ラーゴム)』も派手過ぎず、シンプルでちょうどよい落ち着いたデザイン。ちなみに、私が愛用しているのもスウェーデンの”TRIWA”(トリワ)の腕時計です。
コーヒータイム“Fika”(フィーカ)
コーヒーや紅茶を飲みながら、甘いものを食べてリラックスする「お茶の時間」という意味が
あるスウェーデンの人々にとって深く根付いている貴重な文化「フィーカ(Fika)」 コーヒー休憩で穏やかな時間を過ごすだけではなく、仕事の場では、上司や同僚とのコミュニケーション能力が
向上出来ると同時に、円滑に仕事を進める上で重要な場となります。また仕事の合間に15分程度の「フィーカタイム」を取ることにより集中力が高まり、仕事が捗ると言われております。
今はコロナの影響でリモートワークが増えているので、オンラインフィーカ? あるいはひとりフィーカで気分リフレッシュ、というのもいいかもしれません。
是非試してみてください。